水温計が上がりファンがよく回るように感じてきたために今回は

エブリィワゴン DA62Wの冷却関連をメンテナンスしました。

内容は下記になります。

①ワコーズ ラジエーターフラッシュ

ラジエーター洗浄剤

ラジエーターキャップから直接入れます。(事前に洗浄剤分のLLCを抜く事)

エンジンをかけて洗浄剤を循環させます。

ラジエーターのドレンプラグを外しLLC(ロングライフクーラント)を抜きます。

ラジエーターキャップから水を流しラジエーター内部を濯ぎます。

②サーモスタット・サーモキャップの交換

運転席と助手席側のシート上げ中央のプレートを外します。

サーモスタットが出てきました。入っていた位置を記憶します。

※サーモ本体にマークがあるので同じ向きに戻しましょう。

カバー8角形の部分にも圧力弁が入っているため今回は全て交換します。

サーモの新旧比較です。 左が古いものです。

スプリングがへたって弁が閉まりきっていませんでした。

サーモキャップの新旧比較です。 左が古いものです。

サーモ同様にスプリングがへたって弁が閉まりきっていませんでした。

交換完了です。

③ワコーズラジエーターストップリーク

ラジエーター水漏れ防止剤を新しく希釈作成したLLCに混ぜます。

こちらはホースやパッキン部に劣化がありもし水漏れした場合に水漏れを塞いで止めてくれるようです。

混合したLLCを車に入れます。エブリィの規定量は5リットルでしたが古いLLCが完全に抜けていなく4リットルしか入りませんでした。※完全に抜くのは何度もエア抜き箇所からLLCを回収しなくてはならないため断念しました。

④ワコーズ クーラントブースター

LLCの性能を復活してくれます。

1リットル古いLLCが車内に残ったためこちらを入れました。

⑤ラジエーターキャップ・ドレンプラグの交換

どちらも新品に交換しました。左が古いものです。

⑥LLCのエアー抜き作業

ボンネット内に詳しく説明が貼ってあります。

エンジンをかけヒーターを全開にします。

各3箇所の部分からLLCが出てくれば完了です。

ボンネット内のホース、サーモキャップのドレンボルト、リアヒーターのホースより作業します。

・まとめ

頻繁に信号待ちでラジエーターファンが作動していましたが現在は水温計か半分でしっかりと止まり安定しました。

今後のメンテナンスは下記を予定しています。

1.ヘッドライトの研磨+コーティング

2.エンジンオイル交換+オイル漏れ防止添加剤

3.デファレンシャルギアーオイル交換+添加剤

4.ATF オートマオイル交換+添加剤

・使用した製品