平らな廊下を清掃するよりも階段は立面・角・隅と全ての清掃が含まれるため時間のかかる作業になります。
同業者の仕上がりや清掃レベルは階段の清掃状態を見れば、だいたいわかります。
今回は定期清掃の頻度が年2回しかなく、階段が雨ざらしという汚れやすい環境での階段洗浄を紹介します。
●洗浄前
雨ざらしのため、全体的に黒ずんでいます。
●洗浄中
あらかじめ洗剤を塗布し「蹴込み面と隅」をハンドブラシまたはハンドポリッシャープチルークで洗浄後、階段用8インチポリッシャーにて「踏み面」を洗浄します。
●洗浄中
高圧洗浄で濯ぎます。
●洗浄後
機械洗浄のためムラもなく綺麗に仕上がります。
●まとめ
定期清掃の頻度により清掃方法は変わります。
だいたいの目安は下記になります。
・年6回=高圧洗浄のみで維持できます。
・年4回=高圧洗浄+手作業による簡易洗浄。※汚れ箇所のみ洗浄
・年3回=高圧洗浄+部分的に機械洗浄。※1Fのみポリッシャー洗浄など
・年2回=高圧洗浄+機械洗浄。 ※全ての作業を実施
頻度が少なくなると建物の汚れ、作業工程も増えるため時間も費用もかかります。
美観や素材の劣化も考慮すると年6回の頻度がおすすめとなります。