フライパンや鍋に付いたコゲ・・・ 頑固で落とすのが大変ですよね。
力任せにこすると、逆にフライパンを傷めでしまいます。
今回はテフロンなどで表面がコートされている
フライパンや鍋の焦げの落とし方を紹介します。
用意するのはオーブテック社の「スペースシャイン ストリッパー」とやわらかいスポンジたわしです。
もともとストリッパーはワックスの剥離用に業務用販売しています。プロは原液を用途に合わせて薄めていますが・・・ 一般向けに「粘着剤・ガスレンジのコゲはがし」として市販している希釈済みの物がおすすめです。
こちらが市販のストリッパーです。今回はあえてこちらを使用します。
フライパンや鍋(五徳や魚焼きグリルもOK)にスポンジで塗り10分ほど置きます。
よく水で濯ぎながら擦ります。一度で落ちない場合は根気よく作業を繰り返します。
●作業前
●作業後
テフロン加工を傷めずにコゲが落ちました。
●作業前
●作業後
きついコゲの場合はへら等で表面を削り、スポンジでストリッパーを浸透させながら繰り返し洗います。
●まとめ
テフロンなどで表面がコーティングされたフライパンが駄目になるのは、次のような使い方です。
①強火で調理
強火調理はテフロンなどが剥がれやすくなります。テフロンなどでコーティングされたフライパンは
熱が伝わりやすく、弱〜中火でも十分に火が通ります。
②空焚き
空焚きすると、中火でもフライパンの温度が高くなりコーティングが剥がれやすくなります。
③熱いまますぐ水に浸ける
調理後すぐに、熱いフライパンを水などにつけて急激に冷やすのもNGです。
フライパンの金属とコーティングされた部分の縮み方が違うため、コーティングが剥がれ
やすくなります。
コゲを落としてきれいになったら①～③を参考に使用後は冷ましてからこまめに都度洗うことが一番ですね。
ストリッパーは強力なアルカリ洗剤よりも安全なので、ぜひ試してみてください。
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