床面洗浄ワックス作業は長尺シート、Pタイルなどの塩ビ床には欠かせない作業です。

とくに複数ある作業工程を一つでも省略すると仕上がりに大きな差が出ます。

今回はとても重要な「すみこすり」作業をご説明いたしますので床洗浄業者を選ぶご参考まで

●機械洗浄中

除塵後、洗剤を塗布しポリッシャーにて古いワックスを洗浄します。

ポリッシャーは円形の為、機械が当たらない部分があります。

ポリッシャー洗浄直後の状態です。角が洗浄出来ていません。

●すみこすり洗浄中

「すみこすり」をしっかりと角に当て洗浄を行います。

汚れの状態によりハンドポリッシャーやハンドパットで擦ります。

※全ての角をこする為、時間も人件費もかかります。この作業を省略する業者が多く見られます。

●洗浄後

汚水をバキューム回収→モップ拭き上げ→ワックスを塗布し乾燥させます。

角までしっかりと仕上がっています。

●まとめ

現在、定期的に洗浄を依頼している場合は下記の状態になっていないかが判断の基準となります。

「すみこすり」をしっかり行っていないため角や隅が黒ずんできている床面。

この状態になってしまうと全てのワックスを取り除く剥離作業が必須となってしまいます。

こうなる前に委託業者に清掃の仕様や作業手順工程などの確認を事前に行いましょう。