巡回清掃では建物が屋外のため、とくに雨上がりに砂、泥などがすぐに付着してしまいます。ウエス(タオル)を効率よく使用してムラなく立面を拭き上げる事が物件の美観をたもちます。

月4回の頻度で巡回清掃している物件にて拭き上げ方法をご紹介いたします。

●清掃前

この日の天候は午前中、雨でした。

この物件には午後、晴れて水滴も完全に乾いた状態で清掃に入りました。

笠木や手すりには砂や泥汚れが付着していました。

●清掃後

マイクロファイバータオルを使用し、汚れをしっかりと拭き上げます。

泥を引っ張ったムラもなくキレイに仕上がりますね。

●使用しているマイクロファイバータオル

全ての清掃で「マイクロファイバー」のウエスタオルを使用しています。

マイクロファイバーは細かい繊維が汚れをしっかりとかき出しウエスタオルに汚れを吸着します。

またつかんだ汚れ離さないため、泥や砂を引っ張ったりするなどの二次汚染がありません。

作業箇所や屋外、室内によって色分けしています。

※上部3色がマイクロファイバーウエス。下のものはガラス、ステンレスなど仕上げ用です。

●マイクロファイバーによる拭き上げ

水をふくませ絞り、4つ折にして使用します。

ムラが出てきたり汚れを引っ張ったら面を変えます。

拭き上げ途中でタオルを濯ぎ洗いをしていると時間がかかるため表裏8面をしっかりと使います。

●清掃中

●使用中のタオル

このように汚れたら面を反して表裏を全て使い拭き上げます。

あと一面使用して終了です。

全面を使いきりました。まっくろですね。

この日はこの物件で最終のため現場で洗っていきます。

マイクロファイバーは洗うのも簡単で、汚れもタオルに残らず落ちるためとても衛生的です。

●洗浄中

水道ホースの水圧で汚れが簡単に落ちます。

●洗浄後

洗濯の必要もないくらいにキレイになりました。

●まとめ

普段の巡回清掃では乾いた汚れはフラワークリーンで除塵、汚れ箇所のみ拭き上げをします。

このように雨上がりの清掃後の拭き上がりが判断ポイントとなります。泥や砂を引っ張っていないか。また仕上がりがムラなくキレイかどうかが重要です。

現在、清掃を依頼されている方は雨上がり後に入った立面清掃を確認してみてください。

普通のタオルのみで清掃している現場は、拭きムラがあると思います。

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