暑い日も続き、そろそろ冷房や除湿などエアコンを使い始める時期になりました。
運転をしたときに臭いがする場合はエアコン内部が汚れています。
今回は家庭用(壁掛け型)と業務用(天井型)エアコンの洗浄をご紹介します。
どちらも前回内部洗浄から約3年後くらいの再クリーニングですので汚れ具合など洗浄の目安として、ご参考ください。
●家庭用 壁掛け
一般家庭によくある壁掛けタイプです。
内部をライトで照らしてみると・・黒いすすが少し見えます。
ファンは黒いため汚れは目立ちませんが、このすすがある場合はファンも同様に汚れています。
本体を分解・養生し洗浄剤を塗布します。
専用の高圧洗浄機にて内部やアルミフィンを濯ぎます。
汚水が出なくなるまで繰り返します。
洗浄後の汚水です。設置環境や使用状況により3年でもこれだけ汚れています。
●業務用 天井埋め込み型
店舗やオフィスなどにある天井型4方向タイプです。
モーター、基板、ドレンパン、グリル、フィルター、カバーなど外せる部品を全て分解します。部品も汚れが付着しています。
洗浄前のアルミフィンです。黒ずみがあります。
外したパーツを全て洗浄しました。
洗浄剤を塗布し専用の高圧洗浄機で汚水が出なくなるまで濯ぎます。
洗浄後です。フィンに付着していた汚れ、黒ずみが無くなりました。
組み立てし試運転したら洗浄完了です。
洗浄後の汚水です。設置環境や使用状況によりますが、3年でもこれだけ汚れています。
●まとめ
エアコンの汚れは目視ではわからなくても今回のように汚水でわかりますが内部はかなり汚れています。室内を除菌しても空調機が汚れているとエアコンから出る風にカビ菌などが含まれいます。衛生的にも良くないですよね。
エアコンも車の車検と同様ですが、数年に一度、定期的にメンテンナス洗浄をすることが、空気環境の維持とエアコン機器の保守にもなります。